黒船危機一発
夢を見ていた。
いつか見てえと思っていたけど、マジで興奮しとった。そん時はもちろん夢って理解しとらんし、それから何が始まるのか、何をもたらすのか、何を感じるのかなんて知るところなし。
もうすこしであの煌びやかなピンク色のペリーとともに、見えない明日へ向かって来航しようとしたその先に、
残念ながら、目が覚めてしまった。激しい頭痛と乾いた唇と締め付けられる胸の痛さによってオイラは涙ながら黒船と引き離されたのだ。
ここはどうやらオイラの実家のようだ。
コタツの上には不細工なメガネ。アキバ系アイドルの代わりにアキバが横たわっていたのだ。こやつとはその前日の連れの披露宴で寸劇を共に演じ、共に自爆していった泣きたい同志。本当にお疲れだったな。残念ながら写真がねえけど、ある意味良かったのかもしれん。
さて、オイラはどうやって帰ったのかも分からないし、何故メガネがコタツの上で寝ているのかも分からない。何時まで飲んでいたのか。。。
久しぶりのここ2、3年で三本の指に入りそうなくらいの二日酔い。
体中が痛い。起きる事すらできなかった。必然的にその前日をおさらいした。
正午からの披露宴。寸劇からの呪縛から解き放たれたオイラは俄然ビールを飲み続ける。宴終了、中途半端な夕刻、3時間ほどの空き時間。
周りの連れは二次会の幹事やらで何かと焦っている様子。オイラは役目も終わっていたので当然飲む。ウコンと供に・・・。
二次会がスタートする。全く準備の段取りが悪く、皆が気が気でない。オイラは一人イライラし、一生懸命な幹事の連れに文句だけ言っていた。今思えばオイラこそ自ら動けば良かったのに、ただ座ってボーっとビールを飲み、戦況を伺っていたような気がする。
すまん。皆が大変だったもんな、本当に申し訳ない。オイラなーんにもしとらんわ!!
でも、終わり良ければだな!中盤から後半にかけては安心して楽しめました!ホンニ感動したわいな。あんまり記憶が無いけども。。
三次会。もはや本能のみで会話をしていた。時に笑ったり、急に怒ったり、かと思えば急に涙が出てきたりと。情緒不安定な酔っ払いのオイラは浮き沈みも半端無かったような気がする。。「お前は結婚できんわ。出来ん要素がそろっとる」って連れに言われた事だけはしっかりと覚えており、今も胸が痛いけど。
四次会。もう分からない。寝ていたのか起きていたのかすら分からない。
ある連れではないけども、オイラも外飲みにはそろそろ節制を。無闇に他人を傷つけそうな気がするし、何よりその後の二日酔いから来る、一抹の寂しさと言ったら。。
横山、本当に結婚おめでとう。当日、キチンと伝えてなかったような気がするし、ここで改めて。
どうせ反省したってまた飲むだわ。
そしてまた会えるかな、いいやきっと会えるさリア・ディゾン。。







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